静岡有機茶農家の会は、静岡県下の有機専門の自園茶農家の会です。国内初の農家による有機栽培の勉強会としてスタートしました。
<有機栽培の勉強会>
静岡有機茶農家の会は、ライバル茶園同士が協力し合い技術を高めてきた全国的にも珍しい会です。国内で初めて、有機栽培の勉強会をスタートさせた日本の有機農業運動の歴史を担う会でもあります。現在では、有機栽培歴50年以上の茶園を中心に、県下4軒の地域茶園で高品質有機茶栽培に取り組んでいます。
<自園茶とは>
茶畑と茶工場を持つ農家による、栽培から製造・袋詰めまでの一貫生産のお茶を自園茶と呼びます。一軒の農家が家族で取り組む、今では希少な茶づくりスタイルです。日本のお茶のほとんどは、栽培する農家と製造するメーカーに分業化されており、メーカー主導型の商品づくりが行われています。そんな中、静岡有機茶農家の会の茶園では、農産品としての価値が光る茶づくりを有機栽培で追求しています。